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いつか



新宿JAMのライブ翌日、この時期巷で大きく流行しておりまする風邪というやつをどうやらポケットに入れて持ち帰ってきてしまっていた事に気が付きました。




 

「甘い!甘い!甘ーい!」


「体調管理が冷めた紅はるかや紅天使位にべちゃべちゃと甘い!」


と反省しつつ、絶対酷くなる前に治してやるんだと意気込み、いつものよりも500円程高価な風邪薬を購入し、それによって日に日に良くなっていると信じていた、矢先の12月21日の事でした。。。



 


毎度の如く副業で苦情やらの問合せで対話中、


なんと突然に声が出なくなってしまったのです。






電話口のお客様から「え?え?聴こえないよ。もっと大きな声で喋って!」と言われる始末。。。




あと2時間、あと2時間で『4日間ライブツアーの為の副業大連休』が始まるというのに、、、結局、この声であと2時間を乗り越える事が出来ない為、やむなく早退する事と相成りました。

( ´  ×`)。。。

 


即病院へ駈け込んで診て貰ったら、「咳で喉が荒れたんだねー。長引きそうなのでトローチ多めに出しときますよ。お大事に。」という診察結果でした。



がっくりしながら電車に乗り込み、もじゃもじゃと家に辿り着いて、「ただいま。。。」とドアを開けると、いつものやうに「しーん」と、もいもいがお帰りを言ってくれるのでした。






 

泣ける。。。

 



「もいもい、いつもありがとうね。」





そう、


こういう時独り暮らしってばやばいですよね。

 



って、一体誰に話かけてんだよって話ですが、絶対に絶対に明日までにこの身体から風邪のやつを追い出す為、ひたすら水分を取って、身体を温めて、汗かいて、着替えて、寝てを繰り返す、なんとも愛くるしい村男なのでした。 







第1章 12月22日(金) 東高寺UFOCLUB. アープンクッカ最後の企画『さよならサイケデリカ』


【キャスト】

・断絶交流

・キャスバリズム

・村男と不愉快な仲間たち

・サヴァン道

・アープンクッカ




アープンクッカの解散ライブ企画、本当は仲間たちと一緒ではなく『村男1人』で参加させて頂きたい企画だったのですが、中村アリーさんから「是非不愉快な仲間たちと一緒に!」という強いご要望を頂いた事と、何よりも不愉快な仲間たちの皆が「アープンクッカの解散を盛り上げてあげたい!」と言ってくれた事により、今回『村男と不愉快な仲間たち』で参加させて頂く運びと相成りました。

 



今回、前日にまさかの風邪で全く声が出なくなるというあってはならない最悪な状況に見舞れ、1人だったら最悪声が出なくとも死ぬ気で『エアギター』ならぬ『エアうた』をやるなり、死ぬ気で踊るなり、その時出来る全てで発信させて頂きますが、メンバー達をそんな泥舟に乗せる訳にはいかないので、本当に本当に本当に焦ったんですよ。




でも、本当良かった。。。


この企画に参加出来た事も、無事に歌い終える事が出来た事も。。。







 

様々なバンドさん達がアープンクッカにメッセージを送った夜でしたが、うちらからは『終わりは始まり』でした。


皆様、素敵な夜をありがとうございました。

 

 


第2章 『突入』


東高円寺UFOクラブでのライブを終了するまで、翌日以降のライブの事は一切考えない事にしておりました。

 

だって、声が出ないチューニングの身体で巨大なるあの山を越えれるかどうか、本当分からなかったから。



 

でも、皆のお蔭で何とかその山を越える事が出来て、さぁいよいよ翌日からの大阪、京都、三軒茶屋ツアーについてイメージしていかなくてはいけなくなった訳なのですが、いざ想像して、創造しようとして、心が折れて、いっそ逃げ出してしまいたくなりました。。。

 




『折角Σさんが東京からのお勧めのうたうたいという事で企画・セッティングして下さった大阪と京都の舞台に、こんな状態では立ちたくない。』


 

『折角三軒茶屋ヘブンズドアの店長がクリスマスの夜に自分を選んでくれたのに、それをぶち壊したくない。』


 

それは、プライドなのか、欲なのか、見栄なのか、、、何があんなにも行きたくない気持ちにさせたのかはよく分かりませんが、兎に角この弱さに打ち勝つ事こそが、今思えば今回の旅の意味というか試練だったのです。


第3章 12月23日(土)『大阪』Σ企画 茨木アナーキー


【キャスト】

・のせたけし(欠席)

・町屋菊一

・鈴木知文

・文元大輔

・村男

・サイバーパンク演歌歌手Σ


『折角呼んで下さったサイバーパンク演歌歌手Σさんの顔に泥を塗りたくない。』



本当にそればかり考えながらライブハウスに向かいました。






到着して、ぎりぎり迄何を発信しようか悩んでおりました。




悩んで悩んで悩んでみましたが、結局なんもいい案は浮かびませんでした。


そら、いくら悩んだ所でファルセットは出ないし、ラッパ音も出ないし、でかい声も出ないのですからね。


いっそ『裏声』バージョンで全曲発信しようかとか、インストみたいな事をやろうかとかとかも考えました。


考えたんです。


でもね。


考えたけれども、結局やめました。 






鈴木知文さんのうたを聴けたお陰です。


それに、クライミュージックを受取にわざわざ遠方から来て下さったお二人がいたお陰なのです。




この夜は、なっさんとハイジさんから「一人で行ってこい!」って背中を押して貰って、自分が『うたになる』ことだけを念じ発信させて頂きました。








結果、、、


全然全然うたたちの声を表現出来てはいなかったのですが、ちゃんと皆様にうたを受け取って頂けました。




嬉しかった。


本当に本当に嬉しい夜でした。






・HR

・○

・寝顔

・en

・ボンクラ



なっさんもハイジさんもおらず、開演に先立ってに頼る事なく完全に一人でのライブだったので、MCやらの時間がない分いつもより多く発信しておりました。

 

体調が悪いと多くうたうことになるとか笑えますよね。





第4章 『関西のご飯は味がない』

大阪やら京都のご飯は全く味がないわー!!!



とか思うたら、自分は今何を食べても味がないんでした(笑)



第5章 12月24日 (日) 『京都』 Σ企画 大宮ブルーアイズ

【キャスト】

・サイバーパンク演歌歌手Σ

・J-BOY

・鈴木知文(東京)

・村男(地球)

・光誉祐華




大阪も京都も本番直前迄、寝たり、水分を沢山取ったり、汗をかいて着替えてを繰り返したりで、風邪を治す為の準備に終われ、観光どころじゃありませんでした。


しかも、世間はクリスマスじゃんね。


そら、『メリー苦しみます』ってこち亀のギャグが浮かんじゃう位に苦しいクリスマスになりました(笑)



二日目は、昨夜得たモノを胸に発信させて頂きました。なっさんもハイジさんとわざわざ来てくれてたのにありがとうね☆



・世界が俺を呼んでいる

・★

・□

・だから

・3


と、今宵もいつもでは考えられないセットリストに曲数を発信させて頂きました。



あ、この夜は昨夜共演させて頂きました町屋菊一さんがなななんとお客さんとして来て下さっていたのですよ。町屋菊一さんったら物凄くメッセージ性の強いうたを昨夜歌われていらっしゃって、とてもとても気になっていたので、本当に再度お会い出来て嬉しいでした。




それと、光誉祐華さんってば香川県は善通寺のケイト・チャンポラさんみたいにお坊さんなんですが、なななんと、『お坊さんアイドル』って凄まじいジャンルのお方なのでした。滅茶苦茶Tシャツが可愛くてずっとじっくり見てたら、ななななんと頂いてしまいました( ´  ×`)貧乏ですいません。。。本当に嬉しいでした。大事にします!




Twitterにあげて頂いた写真を「載ってたよー☆」と送って頂き、それを無断で男らしくホームページに載せてしまうハイグレードな技を使う村男。



第6章 『東京』12月25日(月)三軒茶屋HEAVEN'S DOOR fuck'in shit! Christmas

【キャスト】

・扇愛奈とkanna

・ヒゲと味噌汁

・代官山パンク日和

・BAD TASTE CABARET

・村男



<FOOD>きしぱん




前夜に体調の状況を店長に説明し、もしも明日も治っていない様ならば、自分の出番が終わったら早退させて頂く事を伝えておりました。


残念ながらやはり治らずだった為、自分の出番後共演者さん達をみれんかったんが本当に悔しい夜でした。



・HR

・○

・寝顔

・星屑の少年達へ

・ボンクラ




星屑の少年達へを発信している最中、うたの中に引き込まれてそのまま意識が飛んでしまうかと思いました。うしおととらの獣の槍を作っている感じに似てるんですかね?っか弟くんに全て売られた漫画の中に、そういえばうしおととらもあったなぁ。。。いい漫画だったなぁ。。。



第7章 あいのうた




「死ね」

「死ね」

「死ね」


と言う男がいる




「死ね」

「死ね」

「死ね」


と言われた女がいる





そして


「死ね」

「死ね」

「死ね」


と言われたと泣きじゃくる女をみている俺がいる








きっと男は死ねと言いたくなる程に女を好きなのだろう


きっと女は死んであげたくなってしまう程に男を好きなのだろう





それをみてる

それをみている

ここはどこ

わたしはだあれ

一体全体なんなんなんだ








死ねって言いたくなる程のアイラブユー




死んであげたいって思う程のアイラブユー





「死にたい」



だなんて聴きたくないし


言わせたくない程に僕は君が好きだよ